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ウーマンスタイルの読者に是非観て欲しいオススメベスト5をライターの皆さんに選んでもらいました!
夏も真っ盛りですが、暑い毎日にさらにヒートアップできる作品をご紹介!
大日魂
1位 
私立探偵濱マイクシリーズ
2位
ECW ONE NIGHT STAND
3位
下妻物語

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  私立探偵濱マイクシリーズ
「俺の名前は濱マイク・・・」と始まり、毎回毎回、カワイイ子猫ちゃんたちが私立探偵・濱マイクの元へ難解で奇妙な依頼を投げかけてくる。
ゲスト陣の超ド級の豪華さは目を見張るばかりだが、脇を固めるレギュラー陣もかなり個性的でブッ飛んでいる。特にマイクが困った時に頼りにする交換所の女性は「アノ人」というサプライズも。
TVドラマと言えど、毎回監督が違うという趣向から、これは60分間の短編映画集になる。一つ一つレビュったのではエライ時間かかるので、必見の回だけお伝えしよう。


まずは中島哲也監督が手がけた第九話。
馬鹿馬鹿しさとブッ飛び具合は下妻物語をも凌駕しかねない作品に仕上がっており、サッポロビール「黒ラベル(山崎努&豊川悦司シリーズ)」が60分間続くかのごとく油ギッシュなノンストップハードボイルドを味あわせてくれる。


続いて竹内スグル監督が手がけた第十話。
教会、神父さん、懺悔、殺し屋・・・というダークネスな単語が並ぶディープな作品を駆け抜けるゲストは浅野忠信、その人だ。かつて携帯のauでのCMで共演した永瀬との豪華タッグがここに復活。闇の世界に生息する哀しき男を描く。ミュージッククリップ界を代表する監督ゆえ、目だけはなく、耳も離せなくなることだろう。シリーズを通して、マイクが最も苦戦する作品でもある。さすがは浅野忠信の存在感、といったところか。
個々の回それぞれ、ドラマにありがちな引き伸ばしがなく、ギッシリと濃縮されている。


短編完結だけに、一つだけを見ても満足はすることだろう。だが、細かなシーンでストーリーが続いている脇役レギュラー陣の動向は回を追って楽しんでいただきたい。他にも音楽やファッションにもかなりのこだわりがあるのは言うまでもない。楽しむポイントが無数に散りばめられており、制作側の遊び心が伝わってくる熱意ある作品である。オススメ。


タカツミ
1位 
アイデン&ティティ
2位
下妻物語
3位
ライアー・ライアー

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  アイデン&ティティ
バンドブームにのっかって、うまうまとメジャーデビューしたバンド“スピードウェイ”。ブームの力でみるみるうちに人気者になるものの、“スピードウェイ”のギタリストで作詞作曲も担当の中島(峯田和伸)は悩みます。オレのやりたかった音楽は本当にこんなモンなのか?ロックてなんだよ?オレたちがやりたかったのは、本当にこんなコトだったのか!?


そんな中、主人公の前に突如現れるロックの神様ボブ・ディラン(だと中島は思ってる)。中島にいろんなメッセージを投げかけます。全部ディランの曲の歌詞なんでしょうけど、コレがもぉ、ずっしりと重い。“息の仕方を知っているなんて奇跡だぜ”やら“愛しかない”やら。そしてそのディランの言葉を聞いて、また悩むのよね中島は。


好きなコトやってメシが食えるってのは、ホントは幸せなコトなんでしょうね。でも、本人がやりたいコトと会社がやらせたいコトが違ったりしたら、そういう時はかえって、やりたいコトやってるのにっていう想いが、重荷になってしまうのではなかろうか。しかも、何人もいるバンドではメンバー同士の確執も当然起こってくるワケで……。


“オレはオレのやりたいコトをやり続ける”なんてクチで言うのは簡単だけど、社会に出ちゃえばなかなかそうもいかんもんです。自分を貫き通すのは思った以上に難しい。でも中島は悩みに悩んで右往左往しながらも、しかし決してそこから逃げることなく、ステキな彼女(麻生久美子)に支えられて、しっかりと自分の道を歩むのですなぁ。“やらなきゃならない事をやるだけさ、だからうまくいくんだよ”って中島、アンタ、カッコイイよ。


今作品は、みうらじゅん作の同名マンガを田口トモロヲが初監督として撮ったのですが、俳優陣が素晴らしいうえに、関わった方々の作品に対する愛情がヒシヒシと感じられます。作品自体も作品を包む空気もなんだかあたたかくて、勇気づけられる作品ですな。オススメです。


小泉浩子
1位 
ターミナル
2位
カレンダー・ガールズ
3位
深呼吸の必要

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  ターミナル
 ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は空港で待ち続けていました。ニューヨークのJFK国際空港に降り立ったとたん、祖国クラコウジアでクーデターが勃発し、事実上国が消滅。パスポートもビザも無効になり、入国も帰国も出来ず、空港から一歩も出られなくなったからです。


 昇進を狙う航空警備局主任のディクソン(スタンリー・トゥッチ)は、邪魔なビクターを追い出そうと画策しますが、ビクターは負けていません。改装中の67番ゲートに新居をつくり、カートの返却で小銭を稼ぎます。徐々に言葉を覚え、友人を作り、仕事も手に入れ、恋までしてしまうのです。


 登場人物はみな、それぞれに悩みを抱えています。ビクターは、彼らに協力し、さりげなく解決を手伝います。自分も苦しくて大変なのに、彼は他人にとても誠実です。


 そんな彼の思いやりが、他の人々にも伝染していき、みな少しずつ良い方向にむかっていきます。


 みんながビクターのことを心配し、ビクターのために行動します。他人のために無償で行動し、報いを求めないって本当にステキです。


 たったひとつの約束のため、待ち続けた彼。ラストのビクターの一言が本当に泣けます。


ぽち
1位 
ベッカムに恋して
2位
スウィングガールズ
3位
ブリジット・ジョーンズの日記

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  ベッカムに恋して
こんなに爽やかで気持のよい青春映画はめったにありません。笑いと涙がタップリ詰まった、実に気持ちのよい作品。


サッカーとベッカムを愛するインド系の少女ジェス(パーミンダ・ナーグラ)は、地元の女子サッカーチームのエース・ストライカーに誘われてチームに加わることになる。だが、保守的な両親に猛反対され、内緒で練習に参加することに。さらに、その後も数々の問題が持ち上がってきて……。


主人公のジェスときたら前向きバリバリ全開!! サッカーに反対する家族をはじめ、いろんな悩みやトラブルが襲ってきて、途中で何度もめげそうになるけれど、それでも夢をあきらめずに前に進んでいくのです。そのひたむきさが伝わってきて、自然にこちらもポジティブな気持ちになってきます。


ジェスがイングランド在住のインド系という設定も効果的。伝統を重んじるインド系の人たちの言動が、ジェスを縛り付け、それをバネにさらに彼女が前向きになっていきます。また、ジェスの父親がかつて人種差別によって挫折したことがあり、それが娘に対する厳しい態度への伏線になっているあたりも、見事なドラマの組み立て方。


全体のテンポもリズムカルで、音楽のノリも最高。もちろんサッカーシーンもタップリです。また、キャラの濃い脇役を中心に、笑えるシーンもたくさん用意されています。特に主人公のチームメートの母親がナイスなキャラ!


インド式結婚式のドンチャン騒ぎと、サッカーの試合を交互に描いたクライマックスも楽しくて、両者の熱気とリズムが見事なハーモニーをつくり出しています。


ベッカムを夢見る少女の爽やかでエネルギッシュな物語を観たら、あなたも元気が出るのは間違いナシ。サッカーなんか知らなくても大丈夫。元気になりたい人には絶対にオススメの映画です。青春映画はこうでなくっちゃ!!!
(ちなみにベッカムもご出演!?)


ニャンゴロ
1位 
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
2位
いま、会いにゆきます
3位
海猿

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  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
マット・デイモン、ベン・アフレックといえば人気ハリウッドスターであるが、この二人が親友だということは周知の事実。そして二人による脚本そして出演作品がこの映画である。


マット・デイモン演じるウィル・ハンティングはいまどきの若者風に友人たちと戯れ、テキトーな毎日を送る。そんな彼にも隠された実力がある。数学の才能である。


不幸な少年時代を送り、誰にも心を開かず毎日を送る。しかし周囲はその才能に気づき、開花させようと努力するも本人の閉ざされた心は硬い。


その中であるセラピーの元を訪れることになったウィル。それがロビン・ウィリアムズ演じるショーン・マクガイアである。ショーンも以前は名声を手に入れていたが、妻の死によりその才能を閉ざした一人である。


そんなショーンに対して辛辣に攻撃をするウィル。そのウィルに対して怒りを覚えつつも、大切な妻について語るショーン。


心を閉ざしているウィルに対して友人チャッキー(ベン・アフレック)や恋人モーガン(キャセイ・アフレック)の言葉と行動がとても素晴らしい。


持てあまる才能を持ちながら、行動をする勇気のないウィル。そんな彼も周囲の力添えにより、旅立ちの時を迎える。


yamao
1位 
グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち
2位
シービスケット
3位
ターミナル

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  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
 MITの数学教授は学生達に難問を出した。ところが廊下に貼り出した問題を解いたのは、用務員として掃除をしている青年だった。荒れた生活を送る彼は刑務所送り寸前だが、才能を見出したランボー教授はセラピストをあてがい導こうとする。


 いまやハリウッドで主役を張るマット・デイモンとベン・アフレックが脚本を手がけ、本人たちが演じている97年の作品である。マット・デイモンが演じるのはアインシュタイン並の才能を持つ青年。しかし、虐待を受けた過去の体験によって心を閉ざし、かなりネガティブなのである。すべてお見通しの彼は、何人ものセラピストを持ち前の知識でやり込めてしまう。知識は豊富だが実体験に乏しいといった、現代の若者を写しているようでもある。そんな彼と心を通わせることとなるのは精神分析医のショーン(ロビン・ウィリアムス)であり、彼もまた妻を失ってから人生に張り合いをなくしている。反発しながらも共通した過去の体験を持つ二人は、患者と医者との関係を超えて互いに心を通わせることになる。


 この物語が示しているもの、それは人生において決断する勇気であろう。ウィルは立ち止まり新しい一歩を踏み出せないでいるのだが、そんな彼の背中をそっと押すようなショーンに、見ている側も勇気をもらった気持ちになります。さらに悪友たちもそっと(でもないが・・)行動を諭す。「宝くじの当たり券を一生尻に敷いて暮らすのか?」と・・、「20年後も俺たちとつるんでいたらぶっ殺す」と・・。強引に蹴り出された感じだが、決して突き放してはいない。ショーンの助言によって交際を深めていた女子学生のスカイラー(ミニー・ドライバー)もまた、ウィルの心の影を見つめようとします。しかし、過去を語らないウィルは彼女を突き放してしまう。つまり、自分を分かっていないのはウィル自身であって、それを変えるのも自身でしかないということである。


 ショーンとの別れを迎えたウィルは、自らの気持ちを確かめようと街を後にする。進むべき道を自ら決めたわけで、そこにはもう前を向いたウィルしかいない。とても爽快な感じがします。この物語は、登場人物が皆なんらかの悩みを抱えていて、それぞれが新たな未来へと旅立って行く心のストーリーなのです。観ている自分もなにか前に進めるような、そんな気持ちにさせます。

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