『おてんば少女の大冒険ファンタジー+ダイモン』
この物語の舞台は、オックスフォード。しかし、私たちが知っているオックスフォードとは、少し違っています。
人々は、みなそれぞれ、一匹ずつ、動物をつれているのです。ダイモンと 呼ばれる守護精霊です。
そう、ここは、パラレルワールド。
12歳のおてんばな少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、幼いころに両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮で
育てられています。
探検家で唯一の身内である叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)は、研究が忙しく、滅多に顔を見せません。
ライラは、ダイモンのパンタライモン(声:フレディ・ハイモア)や調理場の下働きの親友のロジャー(ベン・ウォーカー)と、毎日
遊び回っていました。
男の子たちにケンカをふっかけたり、目的のためにウソをつくのも平気でした。
そんなある日、権力者・コールター夫人(ニコール・キッドマン)が、ライラを引き取りたいと申し出て、彼女は夫人とともに旅立つこ
とになります。
学長は、「けしてだれにも渡してはいけない」と真実を示す黄金の羅針盤をライラに渡しますが……。
ファンタジー小説『ライラの冒険シリーズ』、堂々の映画化です。わっくわくのファンタジーなんです。
たくましくて、うそつきな野性的少女、ライラがステキです。他人のために自分を犠牲にするような正当派ヒロインじゃないところが、
いいです。
その目力の強さは、コールター夫人役のニコール・キッドマンにもまさるとも劣りません。ニコール・キッドマンも、ものすごくキレイ
でうっとりです。悪役も似合うなあ。
さらに、ダイモンがすごいんです。まるで本当に生きているみたいです。一匹、欲しいな。
ほんのちょっと違うパラレルワールドや、鎧熊や空飛ぶ魔女。ああ、ファンタジーだわ。
まだまだ物語は続くらしいので、ラストはちょっと物足りないところもあるけれど、観ていてとっても楽しいです。
春休みにオススメですね。
ちなみに、こちらの公式サイトであなたのダイモンがチェックできます。お試しあれ。→ http://lyra.gyao.jp
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『「のだめ」とは、ひと味違う上野樹里にウルウル。』
長崎県の波切島で、ぜんそくの療養をしていた奈緒子は、誤って
海に落ちました。彼女を助けてくれた雄介の父親は、命を落として
しまったのです。
それから数年後、雄介(三浦春馬)は「日本海の疾風(かぜ)」
と呼ばれる天才ランナーに育ち、奈緒子(上野樹里)は偶然、彼と
再会します。
ふたりの間のわだかまりはとけておらず、あの事故のときから、
時間がとまっているかのようでした。
そんなふたりを見た陸上部の西浦監督(笑福亭鶴瓶)が、奈緒子
をマネージャーとして迎え、高校駅伝長崎代表を目指す部員たちの
夏が始まったのです。
伝説の駅伝コミックの映画化です。
一本のたすきをつないでいく駅伝。
部員たちは練習中、ひたすら走る、走る。しかも、炎天下。見て
いるだけで、暑い夏が追体験できました。
スイカや冷たい飲み物のおいしそうなこと。
練習は、つらい。だけど、逃げ出さない。たすきを絶対に、次に
つながなければいけない。
若者たちの信念と責任感に胸が熱くなります。
心に傷を負いながらも、懸命に前を向いて生きようとする奈緒子。
テレビドラマ『のだめカンタービレ』とはひと味違う、上野樹里
さんの演技も必見です。
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02/18 |
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 |
小泉浩子 |
採点:★★★★ |
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『こんなおもちゃ屋、見たことないっ!』
開店113年のおもちゃ屋のオーナー、マゴリアムおじさん(ダス
ティン・ホフマン)が243歳(!)の誕生日をむかえ、引退するこ
とになりました。
あとをたくされたのは、若干23歳のモリー(ナタリー・ポートマン)。
少女のころは、「天才ピアニスト」ともてはやされた彼女ですが、
現在はすっかり自信を失っていました。いつか、自分が作曲した曲で
再び天才と認められたいと思いながらも、一小節も書けないのです。
マゴリアムおじさんは、会計士のヘンリー(ジェイソン・ベイトマン)を雇い、着々と引退の準備を進めていきます。
ところが、頼りないモリーにおもちゃたちが、反旗を翻したのです。
不思議なおもちゃたちが、たくさん出てくるわくドキ作品です。色
彩がカラフルで、とってもキレイ。
逃げ遅れたら踏みつぶされる超巨大スーパーボール。世界の果てまで飛び続ける紙飛行機。フリスビーには自信のある恐竜。
まるで魔法の国に迷い込んだような驚きと興奮の世界です。
子供のころ、こんなおもちゃ屋があったら絶対に、入り浸ってただろうな。そんな素敵な場所なんです。
おじさんの引退にすねるおもちゃたちもかわいいんです。
みんなが大好きなおもちゃ屋を復活させるには、モリーがおじさんのように、おもちゃを自由自在に操る魔法の力を身につけなくては、
いけません。
ずっと落ちこんでいたモリーが一歩を踏み出そうとする姿に、ドキドキしてしまいます。
どんなに不可能に見えることにも、必ず解決策はある。
そんな希望をくれる作品です。
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02/13 |
L change the WorLd |
小泉浩子 |
採点:★★★★ |
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『L、最後の23日間』
L(松山ケンイチ)が「キラ」と最後の戦いをしていたころ、タイでひとつの村が消滅し、焼き尽くされました。
Lの究極の選択(詳細は、『DEATH NOTE the Last name』を見てね。「おうちでわくドキ!」でもとりあげています)により、解決したキラ事件。
しかし、Lは、かけがいのない相棒ワタリ(藤村俊二)を失い、自身の命もあと二十三日となってしまいます。
ワタリの残した未解決事件を処理していたLの元に、タイから、幼い少年「BOY」(福田響志)が送られてきます。
彼は、タイの村の生き残りでした。
そして、非業の死を遂げた父からの預かりものを持って少女・真希(福田麻由子)も、Lのもとを訪れます。
ふたりにはすでに追っ手がかかり、Lは彼らを連れ、もっとも苦手な「体を張って解決する」ハメに。
あの『デスノート』のスピンオフ作品で、Lの最後の二十三日間を描きます。
常にワタリに守られ、根っからのインドア派だったLが、幼いふたりを守るため、外に出ていきます。
あのLが、電車に乗ったり、自転車をこぐ姿は、圧巻です。だって、猫背だし。
自分の選択した命の期限を、後悔するでもなく、淡々と生きていたLが、他人のために頑張る姿に胸が熱くなります。
タイトル『L change the WorLd』の「WorLd」のLが大文字になっているのにも、意味があるのだとか。
悪人たちが狙う「死神」の正体は、かなりリアルで、実際に起こる可能性を考えると、怖くなります。
人ほど、恐ろしく、そして優しい生物はいないと痛感しました。
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02/13 |
潜水服は蝶の夢を見る |
小泉浩子 |
採点:★★★★★ |
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『涙なしには観ることが出来ない実話です。』
ELLE誌編集長として、人生を謳歌していた四十二歳のジャン=ド
ミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は、脳梗塞で突然倒れ、
体の自由を失います。
自由に動くのは、左目だけという現実に彼は絶望しました。
しかし、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)
の助けで、左目のまばたきによって、コミュニケーションがとれる
ようになります。
そんなある日、クロード(アンヌ・コンシニ)という編集者が、
病室を訪れます。
彼は、倒れる前に本を書く契約を出版社と結んでいたのです。
クロードは日夜、彼の病室で過ごし、彼がまばたきでつづる文章
を記録していきますが……。
今年のアカデミー賞主要四部門(監督賞・脚本賞・撮影賞・編集
賞)にノミネートされました。
この話は、実話なんです。彼は、二十万回ものまばたきで、自伝
を書き上げました。その想像力に、ビックリです。
しかも、本人は前日に頭の中ですべて文章を作り上げていたそう
です。
身体は「潜水服」を着たように重くても、想像力と記憶は「蝶」
のように羽ばたく。
絶望の中にも、希望は見つけられるんだなと実感させてもらいま
した。
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「泣ける」メルマガは「まぐまぐメルマガ大賞」2005年と2006年に連続ノミネートされました。
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02/04 |
ミスター・ロンリー |
小泉浩子 |
採点:★★★★ |
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『マイケル・ジャクソンがマリリン・モンローと恋?』
うまれたときから、自分をマイケル・ジャクソンだと思い、彼 | | | | | |