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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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『もっと仕掛けを見せてくれ』
【ストーリー】
中国の戦国時代。粱城は十万の趙軍に攻められようとしてる。
墨家の助太刀が頼みやったけど、革離がたった一人でやって来るんや。
兵への全権を粱王から与えられたとこへ、趙軍は攻撃をくわえてきよる。
【雲谷斎感想】
昔々、中国に墨家ちゅう皆の衆がおったらしいんや。
こいつらは独自のルールを持った共同体みたいなもんで、一歩間違ぉたら
カルト教団にでもなりそうなやっちゃ。
捕鯨船を目の仇にしてるグリンピースちゅう非戦闘“戦闘”組織みたいな
もんかいのぉ。
粱ちゅう弱小国が大国に呑み込まれようとして、SOSを出しよるんだ。
ほいで、助っ人として来たんが墨家の星野監督・革離(かくり)いう
ヒゲおやじたった一人や。
一人対十万人の戦争や。1円と十万円の給料格差、勝てるわけないやろ。
何日持ちこたえるか、どんな守りの仕掛けしよんねん、てなことに興味の
的は向かうわなぁ。
ところがあんた、この映画にはアイデアの王様、東急ハンズ大賞みたいな
仕掛け作りの下準備のオモロさが、すっぽんと抜けとります。
ヒゲおやじは知将やねんから、そこんとこじっくり見せてもらわなあかん
やろ。
あっけなく戦いのゴングが鳴って、大軍が攻めて来きよる。
ここで防衛仕掛けが大活躍するんやけど、おまえいつそれ作ってん?
とわしゃ訊きたい。
結局は休戦になるけど、助けてもろた国のバカ殿は、ヒゲおやじを謀反人
や言うて敵に売りよる。
会社にもこんな保身まみれのヤツ、いっぱいおるなぁ。
うーん、なんか映像的にも戦いのシーンでスチール入れたり、スローにし
たりしてええカッコしてるけど、流れが止まるようでワタシソレスキ
クナイ。おまけに姫の恋心シーンはダルいだけや。
バカ殿に代わって国を継ぐべき王子や姫がポテチンしてまうよってに、
国破れて山河ありになってしまう。
ヒゲおやじ役のアンディ・ラウがかっこええのが救い。
戦闘シーンもちまっとしてて、人間関係の描き方も途中でダレてたんと
ちゃうん。
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【2007/2/3公開/アクション/製作国:中国=日本=香港=韓国
/配給:キュービカル・エンタテインメント、松竹】
●監督:ジェイコブ・チャン
●脚本:同じ
●出演:アンディ・ラウ/アン・ソンギ/ワン・チーウェン
ファン・ビンビン/チェ・シウォン
■公式サイトhttp://www.bokkou.jp/
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