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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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04/24 |
『硫黄島からの手紙』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★★ |
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『敵も味方も家族がいる』
【ストーリー】
戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。アメリカ留学の経験を持つ中将・
栗林が硫黄島に着任しよる。栗林はトンネルを掘り、地下要塞を築く。
そんな栗林に若い兵士は希望を持つが、古参の将校は反発しよるんや。
【雲谷斎感想】
やっぱりこれは、東森監督(イーストウッド)の二部で完結するんちゃう
やろか。一部の「父親たちの星条旗」より、はるかにええがな。
天皇陛下バンザイの日本人俳優も、渡辺謙を筆頭に皆の衆はムリのない
演技しちょる。
ハリウッドにありがちな「トツゲキ、ハラキリヨー!」みたいな、
そんなヤツおらんやろぉ的な兵隊はほんまにおらんかった。
硫黄島へ転勤してきた隊長の謙ちゃんや、乗馬でオリンピック金メダルの
バロン西は、上官としても人気ばつぐんや。
上司にしたい男コンテストで1位2位独占やろ。
特攻と精神論だけの軍人バカとの対比もわかりやすいなぁ。
援護なしやけど死んでも島を守れっちゅうアホ大本営の命令のために、
洞窟掘ったりしながら家族への手紙ちゅうか、遺書をみんな書き残し
よるんや。
そこには人間としての「本音」が語られとる。
謙ちゃんが全滅を前にして、一人の兵隊を生かすために妙な命令を出し
よるけど、これも粋ですなぁ。
わし、江戸っ子気質が大好きなんやけど、それに通じるような気っ風の
よさやねん。
地味な戦争映画やけど、東森監督の言いたいことは直球で伝わるで。
一部では、戦争に英雄はおらんことちゅうことをイッパツかまし、
二部では、敵も味方も家族への愛は一緒や一緒と言うてはります。
両軍とも捕虜を殺すシーンと、傷ついた捕虜を手当てするシーンを対比的
に描く手腕もさすがや。
愚かさと賢明さ、どっちも極限の戦争が際立たせるっちゅうこっちゃ。
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【2006/12/9公開/社会派ドラマ/製作国:アメリカ/配給:ワーナー・
ブラザース映画】
●監督:クリント・イーストウッド
●出演:渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮/中村獅童
■公式サイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
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