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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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04/12 |
『ヨコハマメリー』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★★ |
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『インパクトと涙!』
【ストーリー】
真っ白な化粧をして、毎日横浜の街角に立つ老婆“ハマのメリーさん”。
しかし、95年の冬メリーさんは横浜から突然姿を消す。メリーさんと深い
交流のあったシャンソン歌手・永登元次郎は彼女のことを語りはじめた。
【雲谷斎感想】
どえらいインパクトのおっちゃん参った映画に出くわしてしもた。
ドラマやないねん。ドキュメンタリーちゅうか、「伝説のあの人はいま?」
みたいなヤツやねんけど、伝説の人、日本一存在感のあるお婆やねん。
ヨコハマメリー。これね、じつはわしがやってる怪談「逢魔が時物語」
というメルマガにも過去何度か投稿があったんですわー。
てっきり都市伝説のひとつやと思てたら、実在してたんでっせ。
メリーさん、顔を白塗りにして、どぎつい化粧して、ピラピラのドレス
着て横浜の街角に毎日立ちんぼしてますんや。そう、娼婦みたいに。
この映画ですごいのは、メリーさんがほとんど出てこんことや。
親身に世話をしてる末期癌のおかまシャンソン歌手、元次郎氏の証言を
中心に、戦後間もない頃からずっとメリーさんを支えてきた、いろんな
店の店主や女将が次々と証言するっちゅう構成だす。
そんな証言に裏打ちされたメリーさんは、誇り高き強烈な個性の人やった
のがわかる。これはあんた、名作「レベッカ」でっせ、ほんま。
メリーさんのスナップ写真やボヤけたビデオ映像がときどきインサート
されるけど、バコーンと張り倒されるくらい迫ってくる。
次第に語られるメリーさんの哀しい過去。去った進駐軍の将校の思い出を
胸に刻んで、いつか帰ってくるかも……と、毎日街角に立ってはる。
ある日、突然メリーさんは姿を消すんや。
入院中の元次郎が消息をつかんで会いにいきよる。
訪ねていったある施設の舞台で、最後のシャンソンを歌う元次郎。
素顔に戻ったメリーさんが何度もうなづきながら聴いてるんや……
泣きまっせぇここは。
わし、横浜っちゅう街のふところの深さとメリーさんを何十年も見守って
きた人の心の温かさをしっかりと見せてもらいやした。クゥ〜〜〜〜。
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【2006/4/15公開/ドキュメンタリー/製作国:日本/
配給:ナインエンタテインメント】
●監督:中村高寛
●出演:永登元次郎/五大路子/杉山義法
■公式サイトhttp://www.hula-girl.jp/index2.html
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