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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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03/23 |
『狩人と犬、最後の旅』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★ |
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『ズシッと響く映画』
【ストーリー】
半世紀に渡ってロッキー山脈で罠猟を続けてきたノーマン・ウィンター。
彼は妻と7頭の犬ぞり犬と共に大自然の中で暮らしているが、森林の伐採
によって、年々動物は減少。山を降りることを考え始めた2人だが……。
【雲谷斎感想】
これは一言で言うと、ロッキー山脈最後のマタギ物語やがな。
しかし、犬好きの人にはたまらん映画やろなぁ。
ちゅうても「おーよちよち、オチッコしましたねー、おべべ濡れて
まちゅよー」とか言うて、キャンキャン吠えるだけの小うるさい愛玩犬を
犬やのに猫可愛がりする犬好き派とは一線を画しとる。
出てくるのは命をかけて働く犬やがな、こいつらこそほんまもんの犬や。
ロッキー山脈で猟師をしているおっさんがおって、そろそろ引退がちらつ
く日々のノンフィクション映画だす。
壮大で圧倒的な自然の中で、四季折々を猟に明け暮れとるんや。
山小屋にヨメはんと二人暮し。
何日も犬を連れて、山の中に獲物を求める暮らしや。
なにが六本木ヒルズのIT貴族じゃ、バカタレが!男やったら自分の
命を賭けて、いっぺんでも大自然と真正面に向き合ってみぃちゅうねん。
本物の狩人本人が出演して、カヌーや馬や犬ゾリを駆使して猟の旅に出る
話やさかい、いわばドキュメンタリーに近いなぁ。
リーダー犬が事故死して、だめ犬ハスキーが来るんやけど、ソリ引っ張
らんと、足引っ張りよる。
ある日、氷が割れてソリごとおっさんが湖にドボンや。
この大ピンチを救ったのがダメ犬君でしたという、下克上の世も描いて
おる。
地球規模で起こってる無謀な森林伐採のダメージ、生態系の乱れなども
一狩人の口から語られ、筑紫哲也がニュースにしそうなほど説得力が
あったりする。これは久々に響く映画やったなぁ。
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【2006/8/12公開/ヒューマン/製作国:フランス=カナダ=ドイツ他/
配給:ギャガ・コミュニケーションズ】
●監督:ニコラス・ヴァニエ
●出演:ノーマン・ウィンター/メイ・ルー
■公式サイトhttp://www.kariudo.jp/
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