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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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09/01 |
『嫌われ松子の一生』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★ |
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『なんとポップな!』
【ストーリー】
お姫様のような人生を夢見る女の子、川尻松子。教師になったが辞職に追
いやら、松子の転落人生が始まっていく。愛を求める松子の前にさまざま
な男が現れるが、彼女の選択はことごとく不幸へと繋がってしまう。
【雲谷斎感想】
不幸自慢、ビンボー自慢をするのが、大阪のドトールコーヒー店内で
流行ってるんですわー(わしだけかい?)。
そんなアンラッキー人生にハットトリックを決めるような映画や。
松子っちゅう夢見る少女が大きなって学校の先生になりよる。
ここまでは順調やってんけど、クラスの不良がカネ盗んだ事件をきっかけ
に、松ちゃんの坂道転げ落ち人生が始まるんや。
出会う男はどれもこれもロクなもんやない。
どつかれ、裏切られ、捨てられのドツボや。とうとう自殺未遂、人殺し
までしてしまいよる。
……と書いたら、陰惨でゲェ出そうなほどテンション下がる映画と思い
まっしゃろ?
ところがあんた、監督の中島哲也はおとぎ話みたいな、んなアホなシーン
の連続にしてしまいよった。
CM界出身らしい有り得ない演出と、ポップでファンダジーな背景や色彩
を使いよったんだす。天才やね、この人。
そやさかい、「不幸」シーンがミュージカルに変わって「楽しそう」に
化粧直しされてしまうんや。
ほいで中谷美紀が拍手鳴りやまずの好演しよる。
脇を固めるやつらも、まぁすごいキャスティングやがな。
最後のシーンなんか、「モンスター」のセロンちゃんとダブるような
超おばはん変身や。
河原の事件はあっけなく、切ないもんがある。
監督は昨今の虫ケラのごとき少年犯罪への怒りを込めて、あの終り方を
選んだんとちゃうか。
話の中で松ちゃんを不幸にするワルいやつらは、ホンマは松子が好き
やったことがわかるし、根っからのワルはおらんのや。
エンディングは泣けたなぁ。
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【2006/05/27公開/ヒューマン/製作国:日本/配給:東宝】
監督:中島哲也
脚色:同じ
出演:中谷美紀/瑛太/伊勢谷友介/香川照之/市川実日子
■公式サイトhttp://kiraware.goo.ne.jp/
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