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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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『映画も沈没やがな!』
【ストーリー】
大地震と噴火によって、日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実。
総理大臣は諸外国に国民の受け入れを要請し、危機管理大臣は日本を救う
方法を求める。そんな中、潜水艇の小野寺とレスキュー隊員の玲子は……。
【雲谷斎感想】
昔、ものすごいSFブームがあって、その牽引役が小松左京やったんや。
わしも全作品読んだけど、この超人の作品「日本沈没」はピカイチやった。
これを映像化するのは、金ジャブジャブのハリウッドならいざ知らず、
日本では絶対にムリやね。
壮大パニック映像をケチられた予算で、東宝の特撮陣に託すのはそら殺生
(せっしょう)ちゅうもんや。
ホンマはものごっついCG使ぉて、完璧に作ったら大スペクタクル映像に
なるのに、悲しいのぉ、どう誤魔化すかに頭がいってしもて、期待した
映像がみんな肩すかしや。
部分的には、おっ!っちゅう映像、例えば魚津港を襲う津波と沖で翻弄
される客船…とか、崩れ落ちる巨大ビルとかあるけど、ほとんどが
なんじゃいこれで終りかい、となる。
宇宙から見た火を噴く列島、沈みつつある列島の姿とか見せてくれるけど、
わしらはスパイ衛星みたいな絵より、どえらいこっちゃ天変地異を見たい
んや。
物凄い地震が全土を襲ってるのに、ガラスは割れんし瓦1枚ズレてない町
があったり、向こうの高層ビルがバキバキになっとるのに、手前の古い
民家はビクともせんってあんた、どんな頑丈な木造やねん。
パニック映画やったら徹底的にそれに徹っしたらどや。
誰が草なぎと柴咲こうのラブラブを見せてくれ言うたんじゃい。
安もんの韓国映画みたいな抱擁シーンで、やかましいラブソングで
盛り上がったりすなアホ。
日本のこの手の映画は、みんなが死んでいってる中でも、必ず
「愛ひとすじ」のお二人さんが出てきたり、めっちゃ運の強い子供が出て
きたりして、シラけまくるんや。
いつその設定から卒業すんねん。最後の最後はアルマゲドンのまねごとで
チョン。原作を180度、都合よう変えてくれはりました。
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【2006/7/15公開/パニック/製作国:日本/配給:東宝】
●監督:樋口真嗣
●出演:草なぎ剛/柴咲コウ/豊川悦司/大地真央/石坂浩二/及川光博
■公式サイトhttp://www.nc06.jp/
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