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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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06/07 |
『かもめ食堂』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★★ |
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『こんな食堂に行きたい!』
【ストーリー】
ヘルシンキの街角で日本人女性サチエさんがオープンした小さな食堂。
でもお客さんはやってこない。初めてのお客さんは日本かぶれの青年で、
ガッチャマンの歌詞を聞かれ、それをきっかけに人の交流が始まる。
【雲谷斎感想】
不思議なもんで、映画のタイトル見ただけで、これは絶対ええ映画の予感
がするっちゅう作品が年に何回かおます。この「かもめ食堂」がそや。
わしの頭に観音さんが降りてきて「見なされよ」とぬかし、いや、
おっしゃいました。ビンゴ!でしたなぁ。
こんな食堂があったら毎日でも行きたいと思いまっせ。
そんなほっこりとした、時間がゆっくり流れる小さい食堂や。
ここを舞台に人と人との交流だけで、何も起こらん穏やかな一発やねん。
殺人事件も恋愛模様もありまへん。
この食堂、なんとフィンランドのヘルシンキにあって、こっちで住んでる
ママが和食の店を開いてますのや。
しゃーけど開店一ヶ月経ってもお客は来ん。
やっと来たのは地元のオタク兄ちゃんでコーヒー客、ガッチャマンの歌を
教えてくれと言う。
ママがたまたま出合ったネエチャン日本人旅行者に、いきなり知ってます?
と聞くと、当然のように知ってますと答えるんや。
これが縁で食堂でバイトするようになりよる。
相変わらず客はコーヒー兄ちゃんだけ。
そのうち、一人旅の日本人おばちゃんがフラッと入ってきて、この
おばちゃんも食堂の一員みたいになってしまう。
食堂の元気ママ役は小林聡美、ガッチャマンネエチャン役は片桐はいり、
おばちゃん役はもたいまさこで、個性豊かにものごっつうええ味を出して
るんや。
旨そうな塩ジャケ、鶏の焼いたやつ、海苔を巻いたおにぎり……
典型的な家庭の味を、やがて満席になった常連客たちがめっちゃ旨そうに
喰いよる。
何も事件が起こらん話がこんなに面白ぉて、大笑いできて、ああええ映画
やったなぁと余韻を残してくれますんや。
食堂の温かさが体の中にプワーッと広がりまっせー。
【2006/03/11公開/ヒューマン/製作国:日本/配給:メディア・スーツ
監督:荻上直子
脚本:荻上直子
出演:小林聡美/片桐はいり/もたいまさこ/マルック・ペルトラ
ヤルッコ・ニエミ
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