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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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06/07 |
『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』 |
雲谷斎 |
採点:★★★ |
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『男くさい骨太映画!』
【ストーリー】
テキサスの国境に近い荒れ地で、メキシコ人カウボーイ・メルキアデスの
死体が見つかる。国境警備隊員のマイクに殺されたことを知った友人の
ピートはマイクに死体を担がせ、メキシコヘの旅に出発する。
【雲谷斎感想】
どない思います?けったいな題でっしゃろ。
ミニシアターっぽい題のつけ方やけど、こういう映画は思くそドツボか、
お、お主なかなかええケツしてるやんけに分かれることが多い。
メルクアデスはアルキメデスをシャ乱Qしたみたいな名前やしのぉ。
一本筋の通った熱い男の友情と約束を描いとりましてやなぁ、けっこう
骨太の丼もんでござりました。
主演はあのシブいトミーリー・ジョーンズや。
メキシコ人のメルキアデスゆうオッサンと、カウボーイのトミーおやじが
友達になるっちゅう布石があって、これと平行して新米の国境警備員の
兄ちゃんがええかげんな仕事をダラけてやっとりますねん。
メルキおやじは、わてが死んだら故郷の村に埋めてくれっちゅう、
予言みたいなことをトミーおやじに遺言しよる。
ほいで、遺言どおりの事件があって、警備員の兄ちゃんに誤って射殺され
てしまいよるんや。
トミーおやじが怒りまくってなぁ、兄ちゃんを拉致して死体を掘り返し、
故郷の誰も知らん村に連れて帰るっちゅう道中の話ですわぁ。
この埋葬ツアーでのトミーおやじの義に生きるサムライみたいな姿が
カッコエエんじゃよ。
初めは拉致されて、ボコボコにされた兄ちゃんが、恐れと憎しみにかられ
てしもて、逃げようともするんやけど、だんだんトミーおやじの男っぽい
生き方に知らんまに魅かれていくとこが、なんちゅうか松岡修造やねぇ。
ものみな軽薄に流れる世の中にあって、ズシッと重心のある映画を見たい
と思たらこれや。人生、ちょっとトクすると思うで、わし。
【2006/03/11公開/ヒューマン/製作国:アメリカ=フランス/配給:アスミック・エースエンタテインメント】
監督:トミー・リー・ジョーンズ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
出演:トミー・リー・ジョーンズ/バリー・ペッパー/ドワイト・ヨーカム
ジャニュアリー・ジョーンズ
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