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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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03/17 |
『キングコング』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★ |
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『猿のメロドラマやがな』
【ストーリー】
野心家の映画監督カールは、脚本家のジャックと新人女優アンらと共に、
ロケ地へ航海する。船は嵐で幻の孤島へ流される。その島で想像を絶する
生き物たちに遭遇する。
【雲谷斎感想】
定番中の定番の話やから、勝手に筋を変えたりしたら鬼みたいに
ウルサイ奴がおるんやろなぁ。
確か三作目やと思うけど、秘密の島で捕まってエンパイヤビルでご臨終を
迎えるまでの筋書きはずっと一緒や。違うのはCGの技でごわす。
この映画、単なる怪獣ものやと思たらあかん。
巨大ゴリラのメロドラマですがな。フジテレビのトレンディドラマにでも
したらどや。
時代は20世紀初めやから、街並みや服装、髪型がモダンボーイ&モダン
ガールしとって、植草甚一なんかのエッセーに出てきそうな雰囲気や。
年中霧に巻かれた地図にも載っとらん八つ墓村みたいな島があるのよ。
ここにコングが神として崇められてるんやけど、インファント島には
モスラの卵があるんやど、まいったか。
今回のCGでいっちゃんオモロかったのは、肥えた草食恐竜の群れが
肉食系に追われて、ロケ隊と団子になって細道を逃げまくるんやけど、
次々と折り重なってコケよるんや。
内山と石塚と伊集院と松村の全力疾走みたいで気の毒やったなぁ。
コングと肉食親分がおねえちゃんを奪い合うデスマッチは、大技小技の
かけ合いで見ごたえがあった。
ニューヨークへ連れてこられて怒ったコングは、ご存知エンパイヤビルの
塔に登って、飛行機をしばいたりしよる。
撃たれて落ちる間際に、おねえちゃんをじっと見るんやけど、表情が
イマイチやったなぁ。
ゴリラと美女の悲恋やさかいに、コングの表情をもっともっと感情豊かに
せなあかんやろぅ。
最後のいっちゃんええ場面で、コングの「哀」の表情が描かれとらんのや。
つまりやなぁ、ここでコングを人間にしたらなあかんねん。
ここが成功してたら涙ボロボロものの秀作になったのになぁ。
(2005/12封切)
監督:ピーター・ジャクソン
出演:ナオミ・ワッツ/ジャック・ブラック/エイドリアン・ブロディ
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