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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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02/09 |
『THE 有頂天ホテル』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★ |
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『豪華絢爛コメディや!』
【ストーリー】
大晦日の大ホテル。副支配人の平吉は今日を無事に終えたいと願っていた。
しかし総支配人は行方知れず、ホテルにはワケありの人物たちが続々集結。
ホテルはトラブルが続出する。
【雲谷斎感想】
そら、今をときめく三谷幸喜の作ったイッパツ映画やさかいにオモロイの
一言ですわぁ。
漫才を聞きに演芸場へ行く人は初めから笑う気満々やから、からからに
乾いた薪に火をつけるだけ、みたいなもんだす。
この映画もそのノリで、暗がりのあちこちからデヘヘヘヘとよだれくりの
笑い声が巻き起こりですわい。
三谷演出の妙は、舞台の芝居みたいなアクションつけ方かもなぁ……。
大昔の無声映画コメディのドタバタを現代に移殖したみたいや。
ハリウッドの上質なコメディにも、大騒ぎのちハッピーエンドっちゅう
のがようありますよね、「バードケージ」なんかその典型や。
大晦日のホテルが舞台で、パーティや表彰式や記者会見とかの催しが
重なってしもて、従業員もお客も「んなアホな」のアクシデントに全員
巻き込まれて大騒ぎになりよるんだ。
愛人に恥の携帯動画を撮られてる先生。裏金がバレた政治家。
イベント出演の三流芸能プロの面々。狂暴な脱走アヒル。気のええコール
ガール。白塗りに憧れた支配人。駄々っ子性格の演歌歌手……などなど、
書ききれまへんわ。
そいつらが役所広司演じるマネージャーの周りで面倒大爆発やねん。
リアリティなんか蟻のウンコほどもないけど、芝居を見てるだけで、
あっちゅう間の2時間半や。
ここまでダレもせんと引っ張れるのはすごいなぁ。
俳優もちょい役を含めて、ようまあこれだけ個性派、演技派をそろえた
もんやと思う。オダギリジョーの役柄なんかビックリでっせ。
ハッピーエンドでハッピーニューイヤーや!なんでこの映画を年末から
上映せえへんねん。映画会社のタイミングの悪さだけが笑えんわい。
(2006/1封切)
監督:三谷幸喜
脚本:三谷幸喜
出演:役所広司/松たか子/佐藤浩市/香取慎吾/篠原涼子/戸田恵子/
生瀬勝久/YOU/オダギリジョー/川平慈英/原田美枝子/
唐沢寿明/津川雅彦/伊東四朗/西田敏行
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