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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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12/26 |
『ALWAYS/3丁目の夕日』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★★ |
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『こんな時代に泣ける!』
【ストーリー】
昭和33年の東京。鈴木オートに集団就職で六子がやってきた。向かいの
駄菓子屋をする茶川は少年誌に冒険小説を連載する日々。ある日茶川は、
飲み屋のヒロミに頼まれて、身寄りのない少年、淳之介を預かる。
【雲谷斎感想】
昭和30年代をガキとして過ごした人には、オシッコちびるぐらい懐か
しゅうて、そんな時代を知らん人には、テーマパークみたいにオモロイ
時代を舞台にした映画や。
東京タワーが建造されつつある日々、東京の下町で貧乏やけどつつましく、
前向きに希望を持って生きる日本人がおりましたんや。
もはや戦後ではないと総理大臣がぬかしよってからに、ニッポンが高度
成長期に入ろうとする頃の話ですわ。
集団就職で東北から東京に出てきたロクちゃん、町の自動車修理工場鈴木
オートのおやじ、売れん小説家の茶川龍之介、捨て子の淳之介クンやワケ
ありお姉さんとかが出てきて、小市民の目くそ鼻くそみたいな毎日が描か
れていくんや。
もし、この映画は単なるノスタルジックな時代をドラマ化してるだけや
と思てたら、えらい目に遭いまっせ。
ちゃうちゃうちゃうのちゃうちゃう犬や。人々が前を向いてまっすぐに、
必死で生きていた時代の引力にぐいぐい引き込まれていくんや。
今日より明日はきっとええことがあると信じて、苦しいけど真っ当に
みんな暮らしてましたんや。
そやから家にテレビが来た日は町内中がお祭りになりよる。力道山が
カラテチョップでシャープ兄弟をやっつけた時は、みんな血管切れる
ぐらい興奮しとったんや。
今の現代人が忘れた優しさとか、熱い夢とか、裸のつきあいとかが
しっかり脈打っとった。そんな日本人の原風景を描いとるんやがな。
小学生がお年玉で5万10万ともらう今の時代、おかしいと思いまへん
か?中高生が携帯持って毎月1万2万使う時代はヘンでっしゃろ?
こんな30年代ってええなぁと思うのは、人が人らしゅう関わりあって
生きてるからやろなぁ。
東京タワーも希望のシンボルとして、もうひとつの主人公を演じとった。
後半は泣けるでぇ、少なくとも3回は泣けてくる。ひさびさの日本映画の
金メダルや。
(2005/11封切)
監督:山崎貴
出演:堤真一/吉岡秀隆/小雪/薬師丸ひろ子/掘北真希/もたいまさこ
三浦友和
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