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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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11/04 |
『シン・シティ』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★ |
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『おとなのバイオレンスおとぎ話や!』
【ストーリー】
罪の街シン・シティで、ある夜3人の男がいろいろな愛を知る。頑強な肉
体と傷痕だらけのマーヴ。娼婦街の自警者ドワイト。凶悪な幼女連続殺人
犯を追うハーディガン刑事。それぞれが命懸けの戦いに身を投じてゆく。
【雲谷斎感想】
わしの尾てい骨をゾクッとさせてくれたのは、小憎たらしい映像処理
ちゅうやつや。部分カラーちゅうのか、モノトーンを基調にして、
登場人物のポイントになるとこだけ色つけとるんや。
おネエちゃんの真っ赤なドレスと口紅だけとか、目ん玉のブルーだけ
とか血の色なんかあんた黄色でっせ。
舞台はNYぽいけどまったくの架空の街や。シンシティちゅう悪の巣窟
みたいな下町で、スネに傷持つややこしいヤツばっかりがどつきあい
しながら住んどるんだす。警察も手を出せん無法地帯ですわい。
こういう夢のような暴力シティ(どんな夢やねん)での話やけど、
一言で言うと大人のバイオレンスおとぎ話っちゅう感じやなぁ。
まぁどつく、撃つ、投げ飛ばすのピストル付きK1リングや。
ここに出てくる主役の男は3人で、それぞれに大暴れしよる。
殺された娼婦のためにヌレギヌを着せられた不死身のおっつぁんが大暴れ
するけど、クルマにはねられても自動小銃で撃たれても死にまへんのや。
顔もこっついでせぇ、15R闘こぉたガッツ石松みたいにボコボコの傷
だらけで、体中トクホンのバンソウ膏だらけや。
一人の少女を守るためにブタ箱に入って、最後に復讐する拍手鳴りやまず
のカッコエエおっさんもおる。
男がたった一人で敵をやっつける一匹狼の美学と、女が妖しく魅力的に
描かれとって、これぞ映画、活動写真やなぁと思う。
フルカラーやとかなりエグいシーン満載やけど、「バトルロワイアル」
みたいな嫌悪感がないのは、さっきも言うた画像処理と悪のおとぎ話感
じゃろう。
リアリティを徹底して排した「ワルの街」は、これでなかなか魅力的
ではあったのじゃ。
(2005/10封切)
監督:ロバート・ロドリゲス/フランク・ミラー
出演:ブルース・ウィリス/ミッキー・ローク/クライヴ・オーウェン
ジェシカ・アルバ/ベニチオ・デル・トロ
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