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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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10/03 |
『ビー・クール』 |
雲谷斎 |
採点:★★★★ |
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『第一印象が大逆転してしもた』
【ストーリー】
映画業界で成功した元ギャング、チリが狙うのは甘く危険な音楽業界。
彼はロシアン・ギャングやギャング達と闘いながら、リンダ・ムーアとい
う才能豊かな若い女性シンガーをスーパースターに育てていく。
【雲谷斎感想】
なんとまぁ地味な題をつけたもんやのぉ、おっさん。
テレビで言うたら「思い出の昭和歌謡曲」みたいなパッとせん題や。
こら失敗ドツボかいなと真剣に思たで。案の定、始まって30分。やたら
すましてけつかるトラボルタがうっとしいし、周りで騒ぐギャングだけが
浮きまくり状態で話は進むんや。
わし、これはものごっついイモ映画に齧りついてしもたと、くやし涙が
出たがな。ワルそうな奴らがくさるほど出てくるけど、どつき合いや殺し
合いの派手派手アクションがないんや。
ヘマ、ドジなことばっかりしよるさかいにコメディかと思たけど、別に
笑えるっちゅう風でもないしなぁ。普通、ギャングやったらトラボルタに
そこまでボロクソに言われたら銃ぶっ放すやろ、というとこでも我慢し
はります。
ドラマの深みはないし、うわべだけで軽い、薄い、安いのウエハースみた
いな演出ですねん。くっそー、思くそババツカミしてしもたと思たなぁ。
映画、半分過ぎたとこで、わしハタと気づいたんですわ、
おい、これは狙いやないかい!と。
タランティーノの「パルプフィクション」と同じ色合いやござんせんか。
人間、価値観が180度ぐぁらっと変わることがあるんですなぁ。
そういう見方したら、めっちゃオモロイ。これは参った、わし一本取られ
ましたがな。
☆1つのはずが一挙に7個や。8個でもええ。大筋は場末ライブハウスの
ねえちゃんをスーパースターにプロデュースするっちゅう、アメリカン
ドリームのお話だす。
この映画のもうひとつの見どころは音楽やな。極めつきはおねえちゃんと
エアロスミスのスティーヴン・タイラーとの共演ライブじゃい。
誰でもムッシュかまやつの暴走みたいにノリノリになるで。サイコー!
チープな演出と豪華な音楽シーンがヨダレくるほど楽しめる隅に置けん
映画やったわい。
(2005/9封切)
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ジョン・トラヴォルタ/ユマ・サーマン/ヴィンス・ヴォーン/
ハーヴェイ・カイテル/セドリック・ジ・エンターテイナー/
クリスティナ・ミリアン/スティーヴン・タイラー
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