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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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『ドキュメンタリー風の味がええ!』
【ストーリー】
怪奇実話作家の小林雅文は、取材先で憎悪と意味不明の言葉吐く女に出会
う。その頃から取材した主婦、超能力少女、女優らに次々と災難が降りか
かる。忌まわしい謎を解く鍵は「かぐたば」という言葉にあったが。
【雲谷斎感想】
このホラー映画は、はっきり好き嫌いが分かれてしまうんとちゃうか。
昔あった「ブレアウィッチ・プロジェクト」が好きやっちゅう人はオモロ
イと思う。わしはブレアが好きやさかいに、この映画はオモロかった。
手持ちカメラで酔うたいう人も出てくるやろなぁ。
演出もホラー映画のパターンを外して、ドキュメント風を装ってるんや。
小林雅文ちゅうホラー本を出版してるいう触れ込みのオッサンが、いかに
も実話っぽく、番組用の取材っぽくインタビューをしていきよる。
出演者も演技っぽい演技やなしに、素に近い雰囲気を演じとるんや。
ここら辺りがヤラセ番組お得意のTV業界に近いノリで、嘘かホンマか分
からんような構成にしてるさかい、皆さんだまされんようにね。
ザラザラの低画質の画面と、構図を無視したカメラアングルがあざといけ
ど、取材の恐怖を描くんやったらまぁしゃーないやろ。
赤ん坊がぎょーさん泣く声がするっちゅう謎の隣家。ここに怒鳴りまくり
のオバハンが住んどる。お前、奈良のふとん叩き婆さんの親戚かい。
一転、超能力子供大会で、バツグンの力を出す女の子が最後に気色悪いも
んを描きよる。霊感タレントは神社で泡吹いて倒れたりして、だんだん大
騒ぎになっていく。霊能力者の兄ちゃんは、アルミ箔だらけの帽子とコー
トを着て、お笑いキャラ丸出しで霊体ミミズが来ると叫びまくっとるんや。
しつこく調べる小林少年…やなしに小林オヤジ、とうとう長野のダム底に
沈んだ村と鬼祭りの風習にたどりつき、禍具魂(かぐたば)っちゅう呪い
の秘法にビンゴしよるんだ。
呪いの元になっとるんは何やと思います? 赤ちゃんの泣き声がヒントや。
しかし、長野の神社跡に出た亡霊、あれはあかんやろぉ。あんなチャチな
映像やったら、出さん方がマシ。
ここまで異色の演出したんやから、おわっ!っちゅうビジュアルでビシッ
と決めたらんかい。
(2005/8封切)
監督:白石晃士
出演:小林雅文/松本まりか/矢野加奈/堀光男/アンガールズ/
ダンカン/高橋マリア/飯島愛
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