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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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08/23 |
『亡国のイージス』 |
雲谷斎 |
採点:★★★ |
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『サスペンスとしてはイケてる』
【ストーリー】
イージス艦「いそがぜ」でテロ活動が起こる。宮津副艦長は某国の工作員と共謀し、特殊兵器「グソー」の照準を東京に合わせる。政府は米軍の新型爆弾で「いそかぜ」を空から消滅しようとするが……。
【雲谷斎感想】
福井晴敏、これで1勝2敗や。え? 何のこっちゃですと。この夏にかけて福井はんの原作や脚本の映画が3発あったんや。「ローレライ」「戦国自衛隊」とスカくろて、最後の隠し玉フンコロガシがこの映画や。
どうせまたスベルんやろなぁと、斜め15度の姿勢で観てたらあんた、これがなかなかの拾いもんやった。ハリウッドの軍隊映画ほどのドンパチの派手さはないけど、サスペンスとしては銅メダルや。
小説「亡国のイージス」は「このミステリーがすごい」誌で、上位パンパカパ〜ンやったしな。
海自のイージス艦を易々と謎の中国人みたいな奴らに乗っ取られよる。
まぁ内部で手引きしたのが、平和ボケした日本に渇! を入れる大沢親分みたいなタカ派自衛官ちゅう設定や。パクってきた米軍のいてもたろか爆弾を東京に打ち込んだるんや、と目尻吊り上げとる。
この陰謀に立ち向かうのが、秘密部隊の兄ちゃんとイージス艦の先任伍長の二人や。沈黙の戦艦みたいに勝手知ったる船の中で、謎の中国人らを次々とイテまいよる。
東京湾突入したるわいの暴れ牛イージスは、追っ手の自衛艦をミサイルで沈めたりしよる。
2.26事件の反乱軍みたいな自衛官らもやっと目覚めて、船のあちこちでどつき合い、撃ち合い、屁のこぎ合いとか、サラの船を汚いこっちゃ。
こんな内輪もめを、監督の手腕やろなぁ、テンポよく緊張感を持たせながら、退屈させずに描いていきよる。
首相と自衛隊幹部の会議も強硬路線で、ハードゲイ「ホォォォーーゥ!」や。戦争映画やなしに、サスペンス映画として観たらオモロイ。やっと福井オヤジ、白星や。
(2005/7封切)
監督:阪本順治
原作:福井晴敏
出演:真田広之/寺尾聰/佐藤浩市/中井貴一/勝地涼/チェ・ミンソ安藤政信/原田芳雄
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