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アハハハハ…こんなオモロイ映画評、読んだことない!
雲谷斎がこてこて大阪弁で、映画をズバズバこきおろし、ほめちぎります。
ノリのいい読者からのオモシロ&マジメな映画投稿もどんどん掲載します。
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『ベタベタ家族愛の勝ちや!』
【ストーリー】
暗雲から稲妻がほとばしり落雷する。そこに信じがたい光景があった。
地中から巨大な三本足の機械が出てきて、人間を殺戮し始めたのだ。レイは息子と娘を連れて町を脱出。安全な場所を探して車を走らせるが……。
【雲谷斎感想】
この宇宙戦争っちゅう大げさな題の映画は、昔、H.G.ウエルズというSFの大御所がいとって、そのオッサンの代表作やねん。SFの古典中の古典や。
地球に火星人が攻めてくるっちゅうやつで、タコみたいな宇宙人の原型になった話や。
この名作を数十年ぶりにあのスピルバーグがリメイクしよった。
そやからべっとりとスピルバーグ色が恥ずかしいぐらい出てましたなぁ。
宇宙人の侵略と同時進行で家族愛っちゅうか、親子愛でっか、そっちの方もものすごい押しつけで主張してはります。
カミナリに乗って落雷と共に地球に来るんったら、こら宇宙人、トラのふんどし履いて来いちゅうねん。デンデン太鼓もかついでこんかい。
こいつらが人類誕生の何百万年も前から、あっちこっちの地中にタイムカプセルみたいに埋めてた歩く起重機みたいなもんを運転して暴れよるんや。
街を破壊して、妙な光線で人間を溶かしたりしてアルカイダ並みの悪党やがな。何百万年前に用意した起重機はええねんけど、お前らの星は新製品ちゅうもんがないんかい。新幹線でも0系はもう走っとらんど。
ほいで宇宙人のメシは血ですがな。ホースみたいなストローで吸い上げよる。ああ気色悪ぅ〜。欲しけりゃ献血センターを襲えちゅうねん。
トム君演じる親子愛の鬼は、わが娘のためなら他人は押しのけ、殺人までしよるんや。キミ、それはあかんやろ〜。
歩く起重機での大暴れシーンは迫力やし、フェリーの沈ぶくぶくも逃げまどう群集のパニック感も上出来や。廃屋で蛇みたいな巨大胃カメラが探しに来るとこもオモロイ。そやけど足引っ張ってるのは、わしらだけが生き残ったらええんじゃのベタベタ親子愛のイヤラシサやった。(2005/6封切)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ/ダコタ・ファニング/ティム・ロビンス
ミランダ・オットー/ダニエル・フランゼーゼ
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