『ニューヒーローは優しい悪魔』
病気の父を救うため、17歳の時に悪魔メフィストに魂を売ったジョニー。時は流れ、バイクのスタントショーで有名になった彼の前に再びメフィストが現れた。悪魔の反逆者を捕らえるために、悪魔の力を与えゴーストライダーに変身させたのだ。
実写化されるアメコミキャラも、ついにここまできたか。炎をまとったドクロ男というヒーローらしからぬキャラは、まさにゴーストか悪魔のいでたち。何故にニコラス・ケイジが演じるのかも微妙ではあるが、ゴーストライダーと重なって見えるのだから面白い取り合わせではないだろうか。そして、夜になれば恐ろしい姿へと変身して、見つめるだけで過去の罪を悔い改めさせる『贖罪の目』で悪人に裁きを下す。今回は地上の地獄化を企む悪魔から、破滅の危機を救うことになる。まさにヒーローなのだが、表立って活躍をしていない。悪徳警官を殺して、警察からも追われる立場である。影のヒーローというシチュエーションは、派手なキャラとは対照的で面白いところだ。悪を倒すという単純な行為に、次第にヒーローに思えてくる。
その映像は、まさにコミックの世界そのままにゴーストライダーは駆け抜ける。理屈のいらない活躍には、ただ納得するしかないようだ。CG満載で、こうなると実写やアニメ、コミックの世界がつながっているように思える。その他に過激なスタントシーンも見もので、どこまでもアメリカっぽさを満喫できる作品である。
使命感を持ったジョニーは、悪魔の力を手に入れて何をなすのか?かつての恋人ロクサーヌとの再会に、関係はどうなるのか?悪魔メフィストとの対決は・・・。いろいろと興味がわいてくるのだが、今回はここまで・・・。せっかくの前フリに、このまま単発で終わってはもったいない。ニコラス・ケイジのゴーストライダーをもう少し楽しませてほしいものだ。
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