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08/01 |
『亡国のイージス』 |
ニャンゴロ |
採点:★★★★ |
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『男くささと一本気な気概に感心』
気持ちが入った。任務を全うするために行動を起こす。その根性に魅せられた。
福井晴敏の今年映画化3本目となる本作。「ローレライ」で盛り上がり、「戦国自衛隊1549」ですっかりと裏切られた気持ちにさせられた。3作目は期待と不安でいっぱいでしたが、これはまぁ中辺りくらいのヒットでした。もう少し後半に見せ場となるところがあればよかったのですが。
冒頭いきなり事故の現場と佐藤浩一(防衛庁情報局 DAIS内事本部長)。そして雨降る夜に寺尾聡(イージス艦 副長)の元を訪れる中井喜一(ヨンファ)。この冒頭では何が起こっているのかさっぱりわからないのですが、一応映画中でこのときのなぞは一通り解き明かされる。でもこの映画の特徴として、あまり人物背景を描いていないので、全般にわたって人間関係が希薄に感じられてしまいました。でもその人間関係がポイントになっているところもあるので、正直映画として弱点として感じられてしまいました。
紅一点のジョンヒ役で登場したチョ・ミンソもあまり活躍の場がなかったような。やっぱり男くさい中で登場するのですから、目立つことは目立つ。だからこそ見せ場を使って映画を引き締めて欲しかった。
他の俳優人でよかったのはやはり真田広之。もう圧倒的。カッコいいし、迫力あるし、スクリーンに出てくると思わず魅入ってしまう。魅力あふれる人間というのはこういう人の事いうのだと思います。
戦闘シーンは戦艦の戦いはイージス対うらかぜ。迫力はあったのですが、今ひとつミサイル発射から着弾までの時間と艦内のあせり方(あせり度(^^;)が掴めず、あまりどきどきしませんでした。
他は一通り艦内での人間対人間で大盛り上がりすることもなく、またなかだるみすることもなく物語が着実に進む展開。気持ちが離れることもなく、また入ることもなくというのが私の印象でした。
すごく面白いというわけではなかった。全体的に80点という印象。今ひとつツメが甘い。外れることはないのでしょうが、大当たりもないところでしょうか。
パンフレットが1000円と高くて不思議に思っていたのですが、このパンフレットの後ろ半分が台本になっていました。映画を見終わった後にぱらぱらとめくってみるとシーンが甦る様で結構面白いですね。こういうのはアリだと思います。
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