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07/19 |
『星になった少年』 |
ニャンゴロ |
採点:★★★★★ |
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『少年の心の難しさ』
人に心を通わすことができない少年。学校ではいじめられ、家族ともうまくはいっていない。そんな少年も象と心を通わせ、象使いを目指していく中で周囲との繋がりも強まっていく。その少年の一途な姿に惹きつけられた。
日本初の象使いということで、初めは象使いに興味があった。しかし実際に映画を見て感じたのはヒューマンドラマの面白さ。母親は動物好き。自分の好きなことをやっていく自立した女性。しかしその自立性の強さから子供との間に溝ができてしまっているのもまた事実。
そしてその溝に入るのが象ということになる。母親の夢は象と暮らすこと。そしてその象に心を通わす少年。象を通じて親子の関係が動いていくことに、この映画の醍醐味がある。
また不思議なのは象同士の絆の強さ。象同士はいつもお互いにつながっているという事。動物は言葉など使わなくてもコミュニケーションをとっている。人間は言葉を持っているが、その言葉の不自由さに故コミュニケーションが取れない。
本当に不思議なもの。
柳楽優弥、常盤貴子、高橋克実、蒼井優の俳優人の活躍もよかった。それぞれがこの映画に花を添えて盛りたてている。傑作の中に素晴らしい俳優がいる。
エンドロールを見ながら思ったこと。母親はいつでも母親だし、息子はいつでも息子。その関係をしっかりと見つめて心を通わせる。その大切さと素晴らしさを改めて感じさせられた。
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