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『おぉ、面白い。不可能とされたダーク・ピットの冒険物語。手に汗握る迫力だ。』
南北戦争末期、勝敗の趨勢がほぼ決まったころ、南軍のある装甲艦が、消息をたつ。それから140年。その装甲艦の手がかりをアフリカのナイジェリアで見つける。トレジャー・ハンター、ダーク・ピットの冒険心に火が付いた。
その頃、同じナイジェリアで奇妙な伝染病が広まりつつあった。WHO(世界保健機関)のエヴァ医師は、その感染源であるマリに何とか入ろうとするが、今、マリは政情不安で、カジム将軍が軍事独裁を敷いていた。侵入するのは難しい。
ダークが期限付きでマリに入国する事を知って、WHOも同行する。そしてマリで待っていたものは・・・。ダークとアルの手汗握る冒険が始まった。
冒頭の南北戦争から、タイトルロールへの持っていき方がおしゃれ。でも、その辺が懲りすぎて、話がどうもすっきりつかめないのだが、あまり細かい事は、気にするな、と言う事だろうか。原因不明の病気の真相と、お宝探検をうまくリンクしているあたりは、さすがベストセラーの本(って読んでませんが)。
ニジェール川でのボートの攻防は、なかなかの迫力。おぉ、手に汗握るぞ。アフリカの政情不安の貧乏な国のことなんか「誰も気にしないさ」と、将軍がそれを逆手にすき放題してるわけだが、うまい皮肉り方だ。いやいや、つっこみどころもそれなりに満載。なぜ気を失う程首絞められたペネロペの首に、痕が全然ないのか?ランベール・ウィルソンが出た瞬間、「貴方が悪の黒幕」臭をぷんぷんさせてるのか?CIAのやり方、せこすぎ!とか色々あるのだが、総合的に○。最近、いい役がなぜか似合ってるウィリアム・H・メイシーが美味しい役です。謎があるので、詳しいところは是非見ていただくことにして、これは面白い。
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