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08/10 |
『皇帝ペンギン』 |
タカツミ |
採点:★★★★ |
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『動作はかわいいけど、鳴き声は意外とかわいくないぞ「皇帝ペンギン」』
南極大陸に住む皇帝ペンギンたちは、冬、子どもをつくるために長い長い道のりを行進して、オアモックという氷丘の地へと向かいます。
マイナス40℃の厳しい環境のなか、120日も絶食して必死に卵から子育てまでを行う皇帝ペンギンたち。
その皇帝ペンギンたちのひと冬の物語、まさしく生命を継ぐ物語を、淡々とかつ丁寧に描いているのが今作品です。
パンフレット読むまで知らなかったんですが、皇帝ペンギンってかなりデカイんすね……。
なんか全長110〜120cmくらいあるらしい。ウヒョー、デカイ!
まぁ、んなコト言ってもアイツら足は短いですから、長い距離を行進するのは、かなり大変そうです。
ヨチヨチ、ペタペタ、危なっかしいったらありゃしません。
それなら腹這いで行けばいいじゃないかと思うところですが、マイナス40℃の世界は、そんな甘くないんです。
氷との接地面積が広ければ広いほど体温を奪われるワケですからねぇ。
今から卵生もうってのに、無駄な体力を消費できないんす。
とにかく寒いワケですよ、南極は(あたりまえですが)卵生むのも一苦労なうえ、生んだばかりの卵がコロリと腹の下から転げ出ようものなら、何秒もしないうちに凍りついて終わりだよ……。
せっかく生んだ卵なのにね……。
やがてヒナペンギンたちが卵から孵るのですが、こいつらがとにかくカワイイ!モカモカしてる、毛がモカモカ!!
親とは全然模様が違うのが、自然の造型の神秘っすね。
しかしいくらかわいくたって、自然の脅威には立ち向かわねばならんのですよ(あたりまえですが)
力の無いものから淘汰される、自然の掟とはなんと厳しいモノか……。
もっと自然の厳しさを謳おうと思えば、そうできたとも思うんですが、今作品は割と淡々としたタッチで、そういう厳しさよりも懸命に新たな生命を育む皇帝ペンギンたちの姿をメインに美しい生命の物語が描かれています。
ナレーションでペンギンにセリフあててるのは正直どうかと思いましたが(第三者としてのナレーションだけでいいのに)
まぁ、それは好みの問題でしょう。
気にならん人は気にならんでしょうし。
南極の雄大な風景は美しく、皇帝ペンギンたちの姿も愛らしいですが、ただ、ひたすらペンギンしか出てこないんで、自然モノ好きな人にはオススメですが、そうじゃない人はちょっと退屈やもしれませんね。
でもペンギンマニアには間違いなくオススメ!(私は違いますが)
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