涙なしには観ることが出来ない実話です。
ELLE誌編集長として、人生を謳歌していた四十二歳のジャン=ド
ミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)は、脳梗塞で突然倒れ、
体の自由を失います。
自由に動くのは、左目だけという現実に彼は絶望しました。
しかし、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)
の助けで、左目のまばたきによって、コミュニケーションがとれる
ようになります。
そんなある日、クロード(アンヌ・コンシニ)という編集者が、
病室を訪れます。
彼は、倒れる前に本を書く契約を出版社と結んでいたのです。
クロードは日夜、彼の病室で過ごし、彼がまばたきでつづる文章
を記録していきますが……。
今年のアカデミー賞主要四部門(監督賞・脚本賞・撮影賞・編集
賞)にノミネートされました。
この話は、実話なんです。彼は、二十万回ものまばたきで、自伝
を書き上げました。その想像力に、ビックリです。
しかも、本人は前日に頭の中ですべて文章を作り上げていたそう
です。
身体は「潜水服」を着たように重くても、想像力と記憶は「蝶」
のように羽ばたく。
絶望の中にも、希望は見つけられるんだなと実感させてもらいま
した。
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「泣ける」メルマガは「まぐまぐメルマガ大賞」2005年と2006年に連続ノミネートされました。
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