大晦日はやっぱり、第九!
十二月三十日。みたま文化会館の飯塚主任(小林薫)は、翌日のコンサートの確認電話を受けました。
ところが、ホールを「みたまレディースコーラス」と「みたま町
コーラスガールズ」両方が予約していたことが発覚。
彼は、大みそかに、ふたつのコーラスグループをダブルブッキン
グしていたのです。
万事において、やる気がなく、妻(浅田美代子)にも離婚を宣言
されている彼は、「どっちかに譲ってもらえばいいや」と軽く考え
ていました。
ところが、創立二十周年記念のハイソな「みたまレディースコー
ラス」も、パートの時間をやりくりして歌っている「みたま町コー
ラスガールズ」も、一歩も譲りません。
しかも、同時開催するには、ホールが狭すぎます。
はたして?
「もっともチケットのとれないライブ表現者」と言われる落語家・
立川志の輔の新作落語の映画化です。
この日のために、一年頑張ってきた「ママさん」たちの情熱に、
いいから加減に生きてきた飯塚主任は、歯が立ちません。
やる気がなくて、ダメダメなオトコなのに、なぜか憎めない主任
を小林薫がひょうひょうと演じています。
逃げ出すことも出来ず、彼は、やっと事態に向かい合うこととな
りますが、いままでのツケが彼を襲います。
ごく普通の人生を送る人々が、頑張っていく姿にウルウルしてし
まいます。
元気が一杯もらえる作品です。
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