宮沢りえさんと加瀬亮さんの純愛にウルウル。
おなじみ弥次喜多の珍道中!
時は太平。大阪で「てれすこ」と呼ばれる不思議な生物が捕獲され、人々の話題を集めていたころ。
江戸は品川の遊郭「島崎」では、売れっ子花魁・お喜乃(小泉今日子)が自分に想いを寄せる新粉細工職人・弥次さん(十八代目・中村勘三郎)に、本物そっくりの小指を新粉で、四十七本も作らせていました。
彼女は、その指をお客たちに「想いの深さを示す切り指」だといって、お金をせしめていたのです。
一方、売れない歌舞伎役者の喜多さん(柄本明)は、やっともらった役の一番の見せ場で大失態をしてしまい、首をくくろうとしていました。
お喜乃は、沼津で病にふせっているお父っつぁんに、一目会いたいから、一緒に逃げてと弥次さんに迫ります。
おりしも、部屋の外では、喜多さんが首をつっている真っ最中。
思わぬ形で再会した幼なじみの弥次さん、喜多さんは、一緒にお喜乃を足抜けさせるハメに……。
おなじみ、弥次さん、喜多さんの名コンビと、花魁・お喜乃の珍道中です。
どちらかというとゆるい笑いがとっても楽しい作品です。
表題作の「てれすこ」を始め、「お茶汲み」、「浮世床」、「淀五郎」、「狸賽」、「野ざらし」など、さまざまな落語ネタがちりばめられています。
人情話にふれてくすくす笑っているうちに、心がほっこりして、いい気分になってしまうはず。世の中、そんなに悪くないかも、なんて
自然に思ってしまうかも。
キョンキョンのおきゃんなお喜乃がかわいいんです。ウソがばれても、「うそですけど、なにか?」と言わんばかりの開き直りがたまりません。
女は、やっぱり、強くてたくましいのがステキ。
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