貧乏神・疫病神・死神にとりつかれたら?
別所彦四郎(妻夫木聡)は、下級武士とはいえ、代々将軍の影武者をつとめてきた由緒ある家柄でした。
ところが、ある事件をきっかけに、婿養子先から、追い出され、実家で肩身の狭い生活をしています。
そば屋のおやじから、ライバルの出世は、向島の「三囲(みめぐり)稲荷」にお参りしたからだとききますが、彼は、お参りする気になりません。
その帰り道、酔って転げ落ちた彼は、「三巡り(みめぐり)稲荷」の祠を見つけ、勢いで祈りますが……。
原作は、浅田次郎さんの小説です。
真面目で能力もあるのに、仕事がない彦四郎のもとにやってきたのは、貧乏神(西田敏行)・疫病神(赤井秀和)・死神(森永永依)でした。
最初は何とか厄を逃れようと、じたばたする彦四郎ですが、次第に自分の運命と受け入れるようになります。
それにともない神様たちにも変化が現れ、お互いに歩み寄るようになります。
そして、彦四郎は自分のなすべきことを悟ります。そのときにみせるふっきれた表情がすごくいいんですよ。
ラストはせつないけれど、さわやかで、気持ちよく泣ける作品です。
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