ゆるゆる脱力コメディに菊地凛子が?
ヘタレのフリーライター「俺」(伊勢谷友介)は「月刊 黒い本」の美人編集者から、仮死体験できるという「死にモドキ」を使って、死後の世界をルポするよう、かなり強引に依頼されます。
しぶしぶ、アル中の相棒・エンドー(松尾スズキ)と一緒に、捜索の旅に出ますが、そもそも「死にモドキ」ってどんな虫?
彼らは、元SM嬢で、リストカットマニアのサヨコ(菊地凛子)やヤクザの目玉のおっちゃん(岩松了)、その弟分のチョロリ(ふせえり)と合流し、謎めいた世界や奇妙な人々と遭遇しながら、「死にモドキ」を探し続けますが……。
『亀は意外と速く泳ぐ』の三木監督のゆるゆるな脱力系コメデイです。
あんな大ネタから、こんな小ネタまで、みんな使っちゃうの? ええ? そんなお下品なネタまで? だけど、おかしいから許す、と観ている間中、笑いっぱなしでした。
当初のタイトルは『仕事の前にシンナーを吸うな』だったという、本当に怪しげな雰囲気がたまりません。
あの『バベル』の菊地凛子さんが、ぶっ飛んだ演技を披露しているのも見どころです(さすがに、パンティは脱ぎませんが)。
誰一人、まともな人が出てこない本作。観て楽しんでいる自分も、もしかしてまともじゃないのかな? ちょっと不安になってしまいました。
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