『歩くことは、他人を赦すこと?』
資産家の母が死に、遺言で莫大な遺産はすべて寄付されることに
なりました。
遺言書を撤回するためには、仲の悪い三人の子どもたちが仲良く
聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500キロもの巡礼
路を歩かなくてはなりません。
仕事中毒で薬依存症の長男ピエール(アルチェス・ド・パンゲル
ン)。夫にかわり、一家の生活を背負い、理念を捨てたおばさん教
師の長女クララ(ミュリエル・ロバン)。アル中で一文無しの次男
クロード(ピエール・ダルッサン)。
それぞれが、物欲に目がくらみ、旅を始めます。
ツアーの同行者は、ベテランガイドのギィ(パスカル・レジティ
ミュス)、ティーンの女の子二人に、アラブ系少年二人。そして、
物静かな女性の男女あわせて九人です。
三人は、いがみあったり、ケンカをしたりしながら、旅は続けて
いきますが、彼らの関係が少しずつ、変化していきます。
そして、一緒に旅をしている他の人たちとも、仲間意識が芽生え
ていくのです。
歩くのって、本当に気持ちいいですよね。しかも、巡礼。お遍路
の習慣がある日本人なら、皮膚感覚で気持ちよくなれちゃいます。
自分が巡礼をしているような気分になれて、見終わると、とても
すっきりしていました。
ラストが、また、いいんですよ。もう、涙ボロボロでした。
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