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08/17 |
『スター・ウォーズ エピソードIII』 |
ムービーランド |
採点:★★★★☆ |
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『店長の映画言いたい放題「スター・ウォーズ エピソードIII」』
監督・脚本、製作総指揮はジョージ・ルーカス。
共和国と分離主義者(ダークサイド)との戦争が長引くにつれ、共和国内には、ジェダイ評議会への不審と、パルパティーン議長(イアン・マクダーミド)への権力集中が増してきていた。しかしジェダイたちは、悪の根本はダークサイドの根源、シス・シディアスの身柄確保にあることを信念に、フォースと共に戦っていた。アナキン(ヘイデン・クリステンセン)は、その卓越したフォースで数多の戦争で手柄をたてていったが、いまだ評議会に受け入れられず、それを不満に思っている。しかもジェダイの掟を破りパドメ(ナタリー・ポートマン)と結婚までしていた。そんなアナキンにてこずるオビ=ワン(ユアン・マクレガー)だが、日に日に増す戦状にあってはアナキンを諭す時間も持てない。ある日アナキンは、身ごもったパドメが死ぬ予知夢を見るようになる。パドメを失いたくないアナキンは、ついついパルパティーンの語る言葉に耳を貸すようになった。「ジェダイには理解できないフォースのすべてが、ダークサイドには伝えられている。」もとよりジェダイ評議会に不信感を持っていたアナキンにとっては、パルパティーンの言葉は甘露だった。しかし、ついにパルパティーンは自分がシス・シディアスであることをアナキンに告げた。アナキンがジェダイ評議会にこれを伝えると、マスター・ウィンドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)らはパルパティーン討伐に向かうが、それを妨げたのはアナキン自身だった。ダークサイドに忠誠を誓うアナキンは、すぐさまダークサイドの先鋒として殺戮に没頭、パルパティーンはジェダイの反乱を語り、共和国を新たに銀河帝国としてこれを支配することを宣言する。状況を察知したヨーダは隠遁を決意。一方、民主主義の崩壊を見たパドメは、アナキンを説得しに惑星ムスタファーへ向かった。隠れてついて行ったオビ=ワンはアナキンと壮絶な決闘を繰り広げ、ついにアナキンを溶岩の炎に焼いた。しかし、すんでのところでシス・シディアスがアナキンを救出し、手術の結果、アナキンは漆黒のマスクを被ることになった。ダース・ベイダーの誕生であった。
悔しいが、凄い映画であった。
CGが凄い。冒頭の戦闘シーンが、もう凄い。意味もなく凄い。人類が、こんなシーンを創造できるようになるとは。どこまでもクリアなデジタル画像は、コンテンツの管理の容易さというだけでなく、明らかに優れた特質をもっている。
ストーリーも、前作の『エピソードII』に比べ、ずっと締まっていて良かった。避難轟々のジャージャービンクスはすっかり影を潜め、ひとり浮いていたヘイデン・クリステンセンにも慣れたし、ユアン・マクレガーは渋みを増してきていて(取り巻きが若いからなんだけど)、その他のキャラクターもしっかり立っている。
それにしてもヨーダ。強い。とてつもなく強い。上下の座席から「きゃ〜ヨーダかわい〜い!」と黄色い声が飛んでいたが、よく見たら子供だった。私とは違い、この子らには、ヨーダは緑色のシワシワ親父には見えないらしい。
そんな時代の経過のすべてもが、『S・W・シリーズ』の伝統なのだろう。
ジョージ・ルーカスは今回も、ワガママいっぱいだったようだ。確定した脚本がないのである。毎日、何かしらを思いつく。それを口にする。するとスタッフが、それを形にして持ってくるのである。映画完成に対して、どちらのほうがより偉いのかは明白である。しかしスタッフは、ルーカスにこき使われるのに快感を覚える連中ばかりなので、文句が出るわけがなく、ルーカスはもっと我が物顔になるのだが、そのことで映画の完成度は上がっていく。というわけで、こんな異常で奇妙な関係が許されるのも、この映画ならでは、かな。
とても出来の良いパンフレットは必読。
とにもかくにも、これでやっと、全六作すべてが出来上がったわけだ。で、次に作る映画で、ルーカスの評価が決定するのである。
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