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07/07 |
『バットマン ビギンズ』 |
ムービーランド |
採点:★★ |
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『店長の映画言いたい放題「バットマン ビギンズ」』
監督・脚本は『インソムニア』(2002)のクリストファー・ノーラン。
ゴッサム・シティで何不自由なく暮らしていたブルース・ウェイン少年(成人としてクリスチャン・ベール)は、目の前で両親を暴漢に殺害された。復讐と自戒を抱き、やがて世界を放浪するうちに、ブータンの刑務所でヘンリー・ドュカード(リーアム・ニーソン)に見出される。彼は“影の軍団”を率いるラーズ・アズ・グール(渡辺謙)の片腕だった。“影の軍団”は、腐敗した国家を転覆浄化させることを目的としている武闘集団で、次はゴッサム・シティに手を下そうとしていた。ブルースはここで修行を重ねていたが、殺戮では平安は訪れないことを悟り、“影の軍団”から退く。ゴッサム・シティに戻ったブルースは。両親の会社は事実上乗っ取られ、マフィアは腐敗を撒き散らしていたが、幼馴染で検事補のレイチェル(ケイティ・ホームズ)や、汚職のはびこる警察で正義を貫くジム(ゲイリー・オールドマン)の存在も知る。家族同様の執事アルフレッド(マイケル・ケイン)と、会社の応用科学部長のルーシャス(モーガン・フリーマン)および試作品を手に、バットマンとして不正に挑み続けるブルース。一方、市内に毒ガスを撒き散らす計画が、着々と進んでいた。
大雨の中、わざわざ時間を作ってお金を払って観たのに、とってもガッカリした映画。
『スパイダーマン』(2002)へのコンプレックスが、負のほうに働いた結果、こんなになっちゃったのか。『ハムナプトラ』(1999)が、『スター・ウォーズ I』(1999)を手がけることになったILMの、同僚への怨念で、快作に仕上がったのとは対照的だ(ILMに入社したら『S・W』を手がけたいのは当たり前だからね)。まぁ本作については、後者の関係とは違って、脚本と脚色と演出に難があるわけだけど。その意味で、クリストファー・ノーラン監督の罪は深い。
バットマン役のクリスチャン・ベールは、『太陽の帝国』(1987)では伊武雅刀が扮する日本軍人に「difficult boy」と言われていたクリクリ坊主の可愛い子役だったのだが、本作ではパッとしない。リーアム・ニーソンはただのジェダイだし、ケイティ・ホームズはノーブラのブラウス姿が唯一の見せ場だし、渡辺謙にいたっては何の役にも立ってない。
一方、マイケル・ケインは執事として素晴らしい説得力だ。ゲイリー・オールドマンはビックリするほど普通の人で、出演しているのがわからないほど。モーガン・フリーマンは相変わらずの訳知り顔で、物語を陰から支配する。
とにかく、ワーナー・ブラザーズの大失敗作。『ハリー・ポッター』や『マトリックス』のシリーズの利益を注ぎ込んだろうけど、上手くいかないときはこんなもんです。
それにしても!第一作目(1989)のティム・バートン監督、つくづく天才だと思う。惚れ惚れする!
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