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06/30 |
『クローサー』(R-15) |
ムービーランド |
採点:★★★★☆ |
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『店長の映画言いたい放題「クローサー」(R-15)』
ロンドン。小説家のダン(ジュード・ロウ)は、交通事故に遭った女性に付き添い病院へ行った。ニューヨークから来た彼女の名前はアリス(ナタリー・ポートマン)。ストリップをして稼いだ金で、イギリスに来たと言う。二人は付き合い始めた。ある日、アリスを書いた小説のプロモーション撮影のためにスタジオを訪れたダンは、写真家アンナ(ジュリア・ロバーツ)に心を奪われるが、アリスがいることを知ったアンナは、ダンを拒む。
別の日、ダンはチャットで、医師ラリー(クライブ・オーウェン)相手に女性を演じていた。偽名をアンナとし、彼女が好きな水族館で会う約束をした。真に受けたラリーは、そこで偶然にアンナと出会う。ほどなく、二人は恋に落ちた。そして、アンナの個展の会場で、四人は顔を合わせることになった。
本当なら、こんなベタベタな恋愛映画なんて好みではないのだが、しかし、出てる役者が役者だし、しかもR-15指定だし、監督はあのマイク・ニコルズだし、と、ちょっと食指が動いたのだった。
観て正解!ひとつひとつのシーンに、俳優達の複雑な表情が複数も垣間見えて、演技合戦が好回転しているのだった。猥褻な単語の連発も、スリリングでとても良い。
これは俳優の力量もさることながら、監督の演出の賜物であろう。
さすがは古株マイク・ニコルズ、綿密で一筋縄ではいかないカットをたたみかけてくるのであった。
大人(オヤジ)の渋さ爆発の医師ラリーは、許し方を知っている。写真家アンナは、先天的な破天荒さだが可愛がられ方を知っている。小説家ダンは、いつも失うことを恐れている。
この三人の“大人”に比べて、アリスは明らかに“未発達”である。だから、人生にリセットが効く。そもそもアリスという名前だって、ねぇ。しかも裸一貫だし。
このアリスを、ナタリー・ポートマンが怪演しているのだった。
24歳か……、いいなぁナタリー。『スター・ウォーズ』シリーズでヘンな衣装を着ているよりは、このストリッパー役のほうが、個人的には断然好きなのだが、そんなことを抜きにしたとしても、この映画では彼女の美貌がとても上手く表現できていると思う。まぁ自分に自信がなけりゃ、肌は見せないんだろうけどね。とにかく、とても立派なチャレンジで、エロ剥き出しのインテリを演じたクライブ・オーウェンと共に、主演のジュリア・ロバーツとジュード・ロウを食っちゃったのは間違いないのであった。
本作は、舞台劇を元にしている。ハリウッドではよくあるパターンである。しかしこんな濃厚な物語を、舞台ではどう表現しているのだろうか?こっちにも興味が湧いてきたぞ。
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